2010年 5月 の投稿一覧

次回予告「客員起業家って何?」

さて、今週の三文会は、6月2日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。

今週の発表者は、客員起業家という立場で活動されている尾藤さんです。
起業家が多い三文会ですが、これから起業したい、フリーランス的な生き方に憧れるがリスクが…という方には、この新しい制度から学べることも多々あると思います。

以下、尾藤さんから内容のご紹介です。
起業が盛んなシリコンバレーでは資金力の無い人にでも、起業のチャンスを与える客員起業制度(EIR – Entrepreneur in Residence)という制度が利用されています。日本ではまだ馴染みの無いこの制度ですが、私は現在客員起業制度を利用して客員起業家として起業準備をしています。今回はこの客員起業制度についてお話したいと思います。


【一分間スピーチのテーマ】
「起業について思うこと」


【発表者】尾藤正人さん(株式会社ピー・アンド・エー・ラボ 客員起業家)

次回予告「失敗しない結婚式?」

さて、今週の三文会は、5月26日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。


新婚ほやほやの野間です。
三文会内では、2番手となりますが、先日、5月15日に結婚しました。
次回、三文会では挙式報告を兼ねて、結婚式の準備、後片付けなどのお話をさせていただきます。
なお、式当日は、多くの皆様にお手伝いいただき、本当に助かりました。ありがとうございました。
さて、今回は、
・結婚する前提
・全体的な段取り
・今から取り組むべきこと
・改善できる点
こんなところをお話させていただきます。
【一分間スピーチのテーマ】
「何のために結婚式を挙げるか?」
まだ、「結婚」を具体的に意識していない人も多いと思いますが、何で、人は結婚するのでしょう。
なぜ、結婚式を挙げるのでしょうか?たぶん、「正答」のない、質問だと思います。
自分だったら、どう考えますか?皆さんのご意見をいただきたいです。


【発表者】野間英樹(株式会社ロジトーイ

5/19 漆(榎さん)

今回は、東京大学大学院新領域創成科学研究科の榎さんが、「漆」と題して、大学院での研究を発表しました。
漆と一口に言っても、植物としてのウルシ、樹液としての漆、そして樹液を用いた漆器、と三つの異なる視点がありますが、特に漆器の歴史についてお話いただきました。

ウルシから採った樹脂を木や竹に塗り重ねた漆器は、現在、高価な工芸品と安価な日用の大量生産品とに分化しているそうです。大量生産品は、安価な中国産の漆を用いた製品が99%を占めています。「japan(英語で漆器の意)の素材はChina」といえます。中国産の漆は、安価な反面、日本の漆よりも不純物が混じりやすいそうです。大量生産品には、ウレタン樹脂を表面に塗った製品も普及しています。

漆の日常生活用品への利用は、弥生時代に中国から渡来したと考えられてきましたが、縄文時代の遺跡に漆の利用が確認できることが分かってきたといいます。縄文時代に既に、作るのに手間のかかる漆器を担当する職人がいたと解釈できます。『日本書紀』には「塗部造」という言葉があり、奈良時代には漆職人集団を統率する役所・役人の存在していたことが確認できます。その後、平安時代には貴族の用具として定着し、鎌倉時代にはゴツゴツした鎌倉漆器が開発されて武士にも普及し、輸出品にもなりました。江戸時代には、いくつかの藩が財政を助ける商品作物として生産を奨励しました。特に蒔絵が施されたこの当時の漆器は海外でも評価が高く、「私にとって重要なものは、ダイヤより漆器よ」と、フランス王妃マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアに言わしめたほどです。

高価な工芸品と安価な日用の大量生産品とが決定的に分化するのは、漆器の大量生産が始まる明治時代だそうです。耐久性のない粗悪品が出回って、漆器に使いにくいイメージが定着する結果になったといいます。
明治時代以前から続く製法で職人が丁寧に作った漆器は、軽くてツヤがあり、日用に十分な耐久性があるそうです。

会場では、榎さんが持ってきた、伝統的な製法で作った漆器や工芸品を参加者が鑑賞しました。

近年は、日用の漆器が復興する兆しがあるそうです。漆を塗り重ねる際に、下層に安価な中国産の漆を使い、上層に不純物の少ない日本産の漆を使う工夫も広がっています。

漆器の向こうに国際経済や歴史が見えて、伝統とは何か、伝統と産業との関係はどうなっているのか、考えさせられる会になりました。

次回予告「漆」

さて、今週の三文会は、5月19日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。

今週の発表は「漆」について。新領域創成科学研究科修士課程2年の榎さんにお話いただきます。以下、榎さんより頂いた概要になります。「伝統」「地域」などに関心のある方には特に興味深い会になると思います。

こんにちは。5月19日の発表者を務めます東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程2年の榎です。今週の三文会では、わたしがここ数年関心を抱いている漆(うるし)および漆工芸の世界について、その縄文時代から現代へと続く歴史を中心にお話させていただく予定です。

わたしが漆に惹かれるきっかけを得たのは、大学2年生のとき。当時同じ大学に在籍していた友人のご尊父であり、現在人間国宝として活躍される漆芸家のかたとお知り合いになったことが全ての始まりでした。はじめは重箱?お椀?黒いよね?何でできてるの?という平均以下の知識しかなかったわたしですが、その後しろうとなりに漆について学び、また古今東西の作家や作品とのふれあいを通じて、その類まれなる美しさと尊さを実感するにいたった次第です。

今回は、この4年間に見聞きしてきたことを振り返り、たくさんの人の前で漆についてお話をさせていただく初めての機会となります。約9000年前に遡る漆工品発見の史実的意義、マリー・アントワネットの漆コレクションや現代の漆界が直面する課題等…お伝えしたいことは数えきれないほどありますが、短い時間とわたしの拙い説明力が許す範囲でその魅力と感動を皆様と共有させていただけるよう精一杯努めたいと思います。宜しくお願いいたします。

 

【1分間スピーチ】「漆のイメージ・漆について知っていること」

皆様とお会いできるのを心待ちにしています。

5/12BS番組での生放送を終えて

今回は、BS番組での生放送を終えてという題で、以前テレビ局に勤務し、現在東京大学大学院情報学環に所属する石塚さんが、最近ご自身が関わった番組の映像を用い、カメラワーク等の専門的な話をするとともにテレビの未来について思うところを語ってくれました。

石塚さんは、テレビ局時代にハンディカムを使うような番組を作ってきました。具体的には、貧乏人を回る番組、テレビチャンピオン、ぶらり途中下車の旅など、一般の大学生でも作りやすいようなものを作っていました。また、高校時代から50万もするようなカメラを回していて、また大学時代にNHKの埼玉局でアルバイト、日本テレビのインターンにも参加していたなど、人一倍テレビに愛着を持ち、積極的に関わってきた人です。
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次回予告「BS番組での生放送を終えて」

さて、今週の三文会は、5月12日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。


【概要】東京大学大学院情報学環教育部3年目の石塚です。

3月から2ヶ月間、某BSデジタル放送局編成部でテレビ放送事業のステーション認知向上につなげるのが第一目的として、こちらの放送局初めての3時間生中継番組のプロデュースをさせていただきました。

http://www.twellv.co.jp/program/hobi_tengoku/index.html

放送した内容のハイライト映像を準備する予定です。話のポイントとしては、これまでテレビ番組制作会社での仕事をしてきたので業務の違い。もっとも感じたのが民放地上波テレビ局の50数年経た編成テーブルで放送することと新興BS放送局で放送する違いです。また、こういったホビーにまつわる生中継性とテレビ番組づくりとはということを自らの仕事を通じて厳しく問い返すことになりました。一方で視聴者として地上波BSデジタルテレビとは?ということも皆さんと討論できると面白いと思ってます。テレビの画面の大きさから、地上波デジタルテレビのチャンネル数から、テレビにまつわるテクノロジーの進展により面白いものより、何だかどのテレビを選んだらいいのか迷うが、テレビ番組が面白いのかは・・・という方も多いのが今のテレビの視聴者の気持ちだと思います。また今回、この幕張メッセの生中継をハンディカムで「あなたがもし、このイベントをディレクターとして撮影したら・・・」というシチュエーションで東大生の方たち4名に撮影していただきました。その映像された本人も交えて、プレゼンよりも、大学生、院生の方にとって研究フィールドや自らの学校生活でも手軽に撮影して、撮り方、後から見ても好奇心がわく、編集をしなくてよい撮影もお伝えしようと思います!特に、テレビ制作志望者やテレビ研究者、テレビが嫌いな方、そして番組がペットでしたのでワンちゃん、ねこちゃん大好きな方まで、ぜひこれからのBS地上波テレビから撮影の仕方までを聞きたい方はふるってご参加ください。

【一分間スピーチのテーマ】

「こんなテレビが欲しいorあんな風に撮影できたら日常が楽しくなりそうなテレビ番組の企画で好きなコーナー企画はありますか?」


【発表者】東京大学大学院情報学環教育部

石塚忠宏さん


参加費(朝食込み):学生 500円 、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。お弁当場所は、以下の地図を参考にしてください。本郷6-2-9のマンションの2階になります。$this->post_content_callback("35.71283057210236", "139.75919902324676", "17", "500", "300", "(comment)");

5/5学生プロジェクトと大学

今回は東京大学大学院農学生命科学研究科の清水さんが、学生プロジェクトと大学という題で、プロジェクトのきっかけ、そこで行われた活動、他専攻とのコラボレーションについて詳しく説明し、学生が行動を起こすことのメリット・デメリット、そして教育のあり方について思うところを話してくれました。
舞台は、清水さんが学部時代に在籍していた筑波大学。南北に伸びるキャンパスの間を抜けて流れる天の川。噴水を写しつつ中央図書館を撮った写真はホームページにも掲載されていて、まさに大学の顔というべきその場所では、毎年夏になると緑色の藻やヘドロが浮かび上がってきて、見た目に汚く、においが漂うという問題が生じていました。
そのためオープンキャンパス前になると清掃されるなど、場当たり的な対応がとられてきたようですが、そこに問題意識を感じ、学部1年次の農業・環境関連の問題について自由にプレゼンを行う形式の授業でこのテーマを取り上げた「天の川プロジェクト」が反響を呼びます。そこから自分たちで何とかしようという流れとなり、清水さんも参加して活動開始となります。そしてすごいことに、その活動をアートプロジェクトデザイン演習という授業の一環として行い、単位ももらったということです。
また、実際の行動としてまずは泥かき出しなどの清掃活動を行ってそれなりに結果は出せたものの、せっかく大学にきて、生物系の学科にいるのだから授業で習ったことを活かしたい、いろんな専攻が集まる総合大学であることを活かしたい、といった思いから学科横断的に科学的な解決を試みたことです。

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次会予告「学生プロジェクトと大学」

さて、今週の三文会は、5月5日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。
ふるってご参加ください。


【概要】私は元在籍していた筑波大学で様々な学生活動(プロジェクト)に関わっておりました。今回はそのうちのひとつ「天の川PJ」をとりあげ、その概要と学生のアクションに対する大学の反応、学生でも「こんなことができる!」といったことや、力の限界などについてお話ししようと考えています。筑波大学は南北4Kmの広い敷地を有しています。その中心に位置する人工の川を学生は天の川と呼んでいます。(名前の由来はプレゼンのなかで。)この川は噴水池に続き、ここから校舎を写した写真が大学のパンフレットにも載るような、大学の「顔」とも言える風景です。しかし、この川は暖かな季節になると、藻が大量発生し、ゴミをせき止め景観を害します。
私を含む生物資源学類のと芸術学類(建築、デザイン)の学生は、この川を美しくする活動を立ち上げ、草の根からプロジェクト形式の授業に組み込んでもらい、大学からかなりの額の予算をもらって計画の施工に至りました。

「授業で習ったことをつかってみよう!」と水質調査やアンケート調査など手探りで進めたプロジェクト…The 若気の至りという感じですが……お話します。

【一分間スピーチのテーマ】

「大学で参加してきた活動」


【発表者】東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 木材化学研究室 修士一年清水智子さん