2008年 6月 の投稿一覧

(06/25)インターネット崩壊論

梅雨の晴れ間、12名の参加でした。
今回は新顔の方も多く、新鮮な朝になりました。

写真を撮り忘れてしまい、非常に残念です。

さて、一分間スピーチのテーマは
「インターネットが使えなくなると何が大変?」
でした。

梅木さん
(リクルートエージェントで就職支援のサイトを運営)

就職の情報をネットで収集することが多くなってきているが、
もしも、インターネットが使えないとなると、全てを
電話、郵便などになると考えると気が遠くなりそうです。

藤沢さん
(法学部)

特に困ることはない
昔の手段に、戻ってがんばればいいのかな?
なくなっても困らない、生き方を決意することが必要ではないか?

亀田さん
(新領域創成科学研究科、柏キャンパスですが、根津在住)

研究に困る、
今回の三文会もTwitterで知ったので、
新しいつながりを作るのに、インターネットが必要!
論文を探すのもネットを使う
出版のコストも下がっているので・・・

白石さん
(農学部)
染川さんの紹介で来ました。
ワークショップやコンサートの情報収集に活用してます。
大学の勉強で調べ物をするがその場合は、
本当に知りたいことは載っていない場合が多いのが困ります。

早瀬さん
(医学部)
久しぶりの参加です。
6年生で研修先を探すのに、インターネットで研修病院の情報をあたっているが、
ネットが使えないと、募集要項を取得したり手続きにとても時間が掛かりそうです。

鈴木さん
(医学部)
同じく、久しぶりの参加です。
自分だけのことを考えると突然使えなくなると、ある意味、一つの縁切りの機会になるのもいいのかなと思いますが、

急になくなると
インターネットを使っての遠隔医療とかができなくなるのが困る。

山岳診療で、インターネットを使って、写メで撮った、心電図を
都市の病院の人とやり取りをすることで役立った場合もある

亀井さん
(早稲田大学)
2回目の参加です。

数理の翼の機関紙の編集長で笹尾さん(今回の発表者)のインターネット崩壊論の記事を
掲載していて直接、生のお話を聞きたかったです。

携帯でもgmailも読めるようになり、メールはすぐ見ることが当たり前になっているのですが、
5年前とかはまだメールを読んでいることが今ほど義務的ではなかったのじゃないかな。
ぐぐるという単語もまだ当たり前ではなかったか。
というだいぶ、生活に浸透していることを伺わせるコメントでした。

笠井さん
(教育学部)
喜多下くんの紹介で参加しました。

実体のないものが苦手でですが、インターネットは、
よりよさを求めてできたものだと思います。

Steve Jobsの言葉で気に入っているものがあります。
「making the world better through technology」
ネットがあることで、時間的距離が縮まったりするのが嬉しいです。

松本さん
(教育学部)

商社に就職することになってます。
PASSPORTという教育団体をやっていて、中学校にボランティアで教えています。
インターネットが使えなくなるといろいろな動画が見れなくなるのが個人的に困ると思ってます。

杉さん
(株式会社フルフリ)
一人で社長一人で社員やってます。
インターネットで化粧品を売っているので、
自分だけなくなると困るが、みんななら、化粧品という市場は変わらないので、
なんとかする方法を考えます。
と力強いコメントです。

野間
(株式会社ロジトーイ)
2000年農学部卒です。
もう10年以上、インターネット上の事業で稼いできているので、インターネットがなくなると食い扶持にこまります。

笹尾さん
(有限会社ピーストレイン)
六本木でIT関連の会社をやっています。
1年半前に新領域科学を出ました。

仕事がインターネット前提なので、もちろん困るが、
こういう会の宣伝や、ワークショップの告知が大変になるかな。
たまに、紙で告知を行う場合に大変なので、やめたくなったりします

さて、ここから、発表の時間です。

今回は、あえて、PCはなしでの発表となります。

木村さんに触発されて、ポイントをまとめてみました。
気がつけば当たり前のように使っているので、インターネットがないと危険な状態になっている。
そこで、「インターネット崩壊論」というテーマでお話します。

では、インターネットとは何か?

インターネットが登場したのが、70年代後半から、研究が進み
80年代から、研究者の情報交換のメールがメインだった。
コミュニケーションで手紙じゃ遅いということで、メールが使われていたようです。

その後、Webが出てきて、ニコニコ動画や、Twitterなども出てきているが、
広がるものもあれば、すぐ消えるものもあります。

インターネットは、急激に立ち上がっていった
ほかのものがゆっくり成長していくのと比較すると極端なため、
今後も大丈夫か、どうなるのかがわからない。

インターネットには4つくらい崩壊の可能性があります。
さて、どれから始めましょうかね・・・

では、3番めから(鈴木君リクエスト)
「スケーラビリティー」

紙飛行機ってありますが
ほどよい大きさなら飛ぶが、ジャンボジェット機サイズにすると、動かない。
蟻を大きくしても、木を登ったりとかはできないだろう。
スケーラビリティーというのは、規模によって、性質が変わる・・・

インターネットについては、設計で想定されていたサイズを超えると
どうなるのか?
回線なども、もともと細かったのを修正してなんとか対応している。

<IPルーティング>
インターネットの基本的な要素
イメージ
バケツリレー

アドレスは、4つの.で区切られる数字
数字の上位の桁を見れば、大まかにどちらの方向かが示される。
各ノードで、それぞれ、受け取ったデータ(バケツ)を
あて先の方向にある次のノードに移す

電話番号は、トップダウン、権限委譲方式
IPルーティングは、近い領域については、自由に拡張とかがしやすい

<DNSとは>
u-tokyo.ac.jp というように、単語が.で区切られたもの
電話番号と同じ方式で管理している
例えばトップではjpを管理している団体がある
例えば、u-tokyo.ac.jp の前に追加可能
現在、全世界にどれくらいあるのかわからないくらいになっているが
まだ、問題は起きていない(それだけスケーラビリティーがある)

今までは、IPルーティング、DNSがうまくできていたので、
問題は起きていないが、改善が試みられている。

<IPアドレス枯渇問題>
現在のIPアドレスは、4億個くらい、
でも、テレビ、冷蔵などをつないでいくと大変だろう

2つ規格が考えられている
・アドレスを大量に増やす、何兆個・・・
・会社の中などは、別の体系にする方式

<「ちょっと考えてみよう」シートより>

1)
アメリカでロシアに攻撃されてもびくともしないネットワークができて
その後、ビジネスでも使える仕組みが作られ、
軍事用と、ビジネス用をつないで、そのときがインターネットの誕生と言えるだろう

2)
家からプロバイダーまでは、一本の回線、
その先は、共有される。
プロバイダー同士で、繋ぎあっている=相互接続サービス
小さいプロバイダーは大きなプロバイダーの設備を間借りしている
ことが多い

3)
ルーティングか、DNSの問題が多い

4)
DNSは困らない。
ルーティングは、動画の流行で、大変なところは大変。
プロバイダーは、
収入=利用者数に比例
支出=通信料

動画とメールは、1000倍くらい量が違う
でも。現実的に、動画の影響で、メールが見られないことが起きる
全世界の通信は、spamといううわさもある。

日本の通信の90%以上が、動画やファイル交換とも言われている

<質問>
台湾の地震の際に海底ケーブルが切れて障害が起きたようだが、
網の目の構造から考えたら大丈夫ではないのか?

・人が設定を変えなくてはいけない場合や、
・正しく設定できていない場合

<質問>
インターネット接続を電話線でつなぐ方式の場合は、
ルーティング管理は電話方式になるのか?

<質問>
仕事をしている先で、ネットを使って、将棋の対戦をできるようにする仕組み
を作っているが、ルータとPCをつないで、それで実施できるようにしているが、

・サーバクライアント方式
・P2Pの説明
skypeは、ハイブリッド型P2P通信がよく使われている

問題かある
・通常家では、ルータがあり、その下はアドレスが変換されている。
電話番号の内戦のイメージ

→ 質問者
現在、一つ一つIPアドレスを確認したり苦労している

<hr />
インターネットで文字化けをしたことがありますか?
→ みんな

・もともと文字ではない情報を開いてしまったとき(動画など)
・日本語の文章の場合
昔は、日本語が使えなかった
そこで、最初に使われるようになるときに、
もともと、何種類かあったのですが、現在も複数残っている

RFC(Request For Comments)という提案をベースに
インターネットの規約が進化している

例)朝食のための通信の方式などについて、自分でRFCを書けば、
世界からコメントもらったり、受け入れられるかが確認できる

今までのルールに迷惑を掛けないよう自主調整が求められる。
粗製濫造的な側面もあるが、使われないものもあれば、
すばやく広がっていく

ユーザとしてはJISなどのようにトップダウンで決まればいい場合もあるが、
解が複数ありすぎて定まらないときに、
今後、信頼性が求められるときに、大丈夫か心配

以前は、性善説に則り見る人が多かったが、最近は、
会社の利益などの影響が出てきそうです。

ウィルスはどこで作られるのか?
わからないが、今は組織的に作成されている
素人は手が出せない
・事故改変の技術なども必要ではないか?

インターネットは怖い?
うその情報が乗っていることがある。
googleのトップとかに出ていても、信用できない場合がある

誰かに悪さをしようとしたらどんなことができてしまうのか?

Vistaからペンタゴンに情報が送られている?!

<hr />
そんな技術ネタをわかるように紙を交えて教えていただいた1時間でした。

(6/18)「知っておこう著作権」

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今日は10人のにぎやかな朝食会でした。

発表もびっしりで情報量が多く、またIT関係事業経営者が3人いて、

著作権について造形が深くレヴェルの高い一日でした。

     

【一分間スピーチ「これ大丈夫?著作権」】
白鳥

・ブログに張っている、アマゾンなどの画像はOKか?
・昨日発表したプレゼンの中に、ネットで拾った画像を使用している

古泉さん

・自主ゼミで使用している、資料に本

杉さん
・引用する際には、おこりそうな人ははずしている
・自分のはOK

神谷さん

・ビジネスの世界で使用すると問題になる
・新聞の記事や、写真を使う際には、著作権者に確認することが必

笹尾さん

・事件が多いなあと思っている
・編集物たとえば、リブログについてはどれほど権利を主張できるのか?
昔は、ちゃんとある程度は編集されていたが、最近は、
ただの

榎戸さん

・単純な画像などは、Webから取ってきた場合、出展は必要なのか疑問
・教科書を電子化しておきたいが、それはOKなのか?

野間さん
・50年位前の東ヨーロッパの著作権

田中さん

・矢坂ゼミの後輩

長尾さん
・オープンソースという著作権の反対の世界にいます
・誰が書いても同じプログラムのコードは保護されるべきか

野間さん

50年ぐらいの欧州の映像は著作権主張できるか?(昔の欧州では著作権の概念がなかったので)

【発表】

 

08061803

1. 知的財産法の基本原理
◆さまざまな知的財産法
著作権法(著作物)
特許法(発明)
意匠法(意匠)
商標法(商標)
種苗法(植物の新品種)
不正競争防止法(標識、営業秘密、商品形態) 等

◆なぜ情報が保護されるのか?
・情報はいくらでもコピー可能
・情報の保護がなかったら=フリーライダーの出現
・目的=情報の豊富化→社会の発展
・手段=保護による作成インセンティブ付与

◆権利は強いほうがいいのか?
・保護によるデメリット=流通・利用の阻害
・作成と利用のバランスが大切!

◆バランスをとるための制度設計と調整
・政策性=状況ごとに最適解は違う
・最近の大変動=情報のデジタル化・通信技術の革新

(特に著作権法で)

2. 著作権法の構造
◆著作権法に特殊な目的=文化の発展
・多様性の原理→侵害となる範囲は不明確、長期の保護期間
・情的側面や個性の保護→著作者人格権、独自創作
・目的の変容=機能や経済性の導入

◆保護される情報(著作物)=思想感情の創作的表現
・ジャンルは広い
・除外されるジャンル(実用品、事実それ自体、アイディア等)
・創作性(選択の幅)による限定

◆侵害とされる行為=法定の利用方法
・複製
・上演/演奏
・公衆送信
・譲渡/貸与
・翻案 等

◆著作権者のできること
・裁判所に訴えて、侵害の差し止めを求められる
・侵害者に損害賠償を求められる
・著作物の利用の許諾ができる。このときに交渉次第で対価をもらったりできる
・著作権自体を人に売却したり、担保権を設定したりできる

3. 著作権の応用問題
◆私的利用
・私的利用目的ならば、侵害とされない
・情報のデジタル化による事情の変化

◆二次的著作物
・翻案と新たな創作との境界
・二次的著作物の利用
・デジタル時代の翻案文化

◆職務著作
・原則:著作者=実際に著作物を創作した者
・職務著作の場合:著作者=会社
(レジュメでは著作権者となっていましたが、訂正します)

(6/11)「ゆとり教育」改革について

今日は初めての人が3人で、フレッシュな三文会でした。

教育がテーマだったので、出身高校の話で盛り上がりました。

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◆一分間スピーチ:本郷の穴場スポット

板谷 経済学部3年 総合博物館を出たところに味噌煮込みうどん屋がお勧め。本場名古屋と遜色ない。

中崎 薬学部4年 細胞を構成する膜を研究。マーメイドカフェがお気に入り。カウンタースペースが広い。勉強をできる。焼きたてのパンが食べられる。

野間 00年農学部卒。農学部3号館3階がお勧め。忠犬ハチ公の内臓がある。根津の自然食品のお店。30年ぐらい続いている。ランチもやってる。

喜多下 教育学部3年ファイヤーハウスのバーガーがうまい。誕生日にマッドバーガーをご馳走してもらう予定。ラーメン大樹がお勧め。次郎系。月1でいく。

松本 教育学部4年 教育行政。卒論はNPO法人の地域活動。教育学部地下にユニットバスがある。シャワーもシャンプーもあり。鍵もない。

08061103

◆発表:「ゆとり教育」改革について

「ゆとり教育」は30年前から存在。

・ゆとり教育以前
授業時数・学習内容ともに戦後最多「新幹線授業」(1968年)

・ゆとり教育開始
「ゆとりカリキュラム」(1977年学習指導要領)
→授業数・時間数が若干減少
→教科指導を行わない「ゆとりの時間」を創設

・ゆとり教育強化
「新学力観カリキュラム」(1989年学習指導要領)
→思考や問題解決能力を重視

・ゆとり教育の完成(いわゆる「ゆとり教育」)
現行カリキュラム(1998年学習指導要領)
→週5日制の完全導入
→授業内容の3割削減(円周率が3)

◆今の活動

茗荷谷の中学校で数学を教えている。
中学生もくりくりしてかわいいよ。

◆質問など

Q、昔のカリキュラムは?
A、
・技術家庭が男女平等になった。クラブ活動が強制参加になった(野間)
・社会科が生活科になった。

参考図書:『さらばゆとり教育』(寺脇研)『教育改革の幻想』(刈谷剛彦)

Q、ゆとり教育の評価は?
A、理念はよい。しかし、現場の教員に浸透していなかったか。総合学習の時間は

政治教育、金融教育はもっとやるべきでは?実際に根ざした経済教育をすべきではないか。

高学年になると、受験になるので総合的な学習の時間への意欲が下がる。
先生によって、得意不得意がある。

Q、総合学習はどうなる?
A、減っていく。150時間減る。小学校高学年に「外国語活動」の時間が増える。(実質の英語必修化)

最近は計測が難しい抽象的な力が求められていて、評価も対策も難しい。
新しい学力観のテストも開発しているが、きちんと測れているか疑問。

Q、教員免許更新制についてはどう?
A、意味があるのか?都内の公立は悲惨な状況。

Q、教育はどうすべきか?
A、本当に問題なのか。問題だといい続けているとそうイメージができてしまう。
教師は質が低下しているといわれると、本当に低下していると思ってしまう。
学校が悪いと、生徒の質も下がり、それがスパイラルになる。

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今日はデザートもでました。

(6/4)「学生起業の落とし穴」

今日は9人が参加して、うち経営者が3人というびっくりな会でした。
普段はあまり聞けない、野間さんのこれまでのご経験をお話いただき、みんな興味深々でした。

なお、染川さんにおみやげのクッキーをもらい。みんなで頂きました。

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一分間スピーチ:30歳(もしくは10年後)の自分

斉藤 新領域修士1年 あと5、6年。ドクターに行こうか検討中。海外に行ってドクターを取れているとよい。

野間 株式会社ロジトーイ 40代までにはいろいろなことを成し遂げておかないと。結婚も視野に入れて行動していこうと検討中。

高野 日本大学経済学部4年。 就職活動中。金融証券系。経済・金融は欧米中心なので留学したい。

奥村 30までに世に出る何かを作りたい。結婚して一人は子供を持ちたい。

笹尾 27歳。会社を20歳ごろに設立。やりたいことをやるのは難しい。大学に博士で戻ってやりたいことをやりたい。

三好 ウェブ関係で起業開始。社会問題を解決する情報インフラ。10年後には国際協力を通じて世界で主要な役割を果たしたい。
コンセプト:世の中のお金の流れを変えたい。

山本 公共政策1年 秋からアメリカに2年間留学。国際政治が専門。博士号とる。自分のスキルベースで仕事ができる。
ハリウッドに知り合いがほしい。
08060402

◆発表「学生起業の落とし穴」

98年会社立ち上げて今2社目。10年間でうまくいったこと、うまくいかなかったことを発表。

幼少期はアメリカ(レーガン)、イギリス(サッチャー)で過ごす。国を強くしようと

大学入試の年。センター1日後に阪神淡路大震災。地下鉄サリン事件。Xデー事件。
入学後、PCリニューアル。全員がアカウント・メールアドレスを取得し、初めて全学生がネットに「つながる」時代。

大学2年時に起業。BCG出身の人間の会社でビジネス(教育関係・家庭教師系)→独立。
教育ビジネスとサーバー管理。

今はITのビジネスコーディネーター。

・なぜ起業したのか?

ノリ。非常に単純。夏休みで暇だったので。「自分たちでやったほうがお金も入るし、夏休みだからやってみよう」
当時は走り出し。起業しやすい環境だった。設立期間は1ヶ月。合資会社で。当時は司法書士でも知らなかったので自分たちで。
今の会社→5月14日に会社設立の構想。21日会社の名前(ドメイン取得が大変)、印鑑注文、

・お金はどれぐらい必要?

出資金はそれほど必要ではない。今の会社→30万円ほど。実際は9万円ほど。これは最低ライン。
→起業するのは簡単。続けていくのが大変。

・メリット
既成概念にとらわれない発想が出来る。(社会のルールを知らないので)
コスト安い。(生活費いらない。間接費いらない)
組織や会社に入っていきやすい(有名人や有名社長)
応援してくれる会社が現れる
大学からの技術移転の可能性(教授の協力が得られれば)
知識を聞く人が身近にいる
仲間が集めたやすい
若さ。
所属がある。いつでも戻れる。

→丸々お金は入りやすいと思うが、実際は3-4割は会社に経費として計上しないといけない。

・学生時代、実際はどうだったか?
4年次はほとんど仕事。PCに向かう大半は仕事。飲み会のあとに帰って仕事したり。
アルバイトは年齢が上だったので使いづらかった。
進路相談で「いいのかお前」と先生にかなり言われた。
当時はITバブルだったので、仕事はあった。
月4万円の経費が払えるか悩む。

・卒業後はどうしたか?
気楽に遊び半分で?経営。
00年ネットバブル崩壊。周りの会社がつぶれていく。
→きちんとした経営をしなければいけない。
人を雇う
→きちんとした仕事をしないと利益は増えない。
創業メンバーの1人がトラブルで退職。
形状的に利益を生むもの
→サーバー管理をメインに。

・事業の成功
ドメインを民間委託するという国家プロジェクト
→2週間前に仕様公開。大企業が対応できず。

1000万円の投資をして、広告宣伝。
→見事に成功。全国2位の登録数を達成。

・その後の
社内統制を充実
情報管理、顧客情報管理、目標管理制度(→うまく機能せずに会社の成長を止める?)
その後、受託開発を再開→既存ビジネスとの性質の違いが発生。
権限の設定が難しかった。役員が2人で、1人が代表だと

・実際の事業フェーズ

①どんどんやる
→はじめは思いが一緒だと思っても、絶対に違うので行動の中で行動の中で見つけるべき

②事業を絞る
→チャンスを待つことが重要。アンテナを常に広げる
→何が足りないのかを常に考える
→チャンスがきたら積極的に投資する(特に広告宣伝)
→→ここで息切れするが、ブランドや知名度を確立できれば外部投資を受け入れられる可能性あり。
→→躊躇せず、がっつり。

③事業拡大
→成長のための投資必要。(前の会社はここで手を止めてしまったか)
→ここで会社のレベルが変わる。必要な人材も変わる。
①②は立ち上げ期の新しいもの好きの人。③は安定志向で堅実な人。

・前の会社と今の会社

前の会社・・・安定性重視。顧客単価低い。売り上げ変動しない。
今の会社・・・積極性重視。顧客単価高い。売り上げ変動しやすい。面白い人を探して、プレイヤーが揃ったら事業提案。
人の研究。誰が何ができるのかを考えている。面白かったら何でもやろう、という

・前の会社でうまくいかなかったこと

事業拡大が失敗→自己資金にこだわりすぎた。
過度な自動化(預金照合、お客さん受付)→保守が大変。
目標管理→うまくいかないとモチベーションを下げてしまう。目標値・目標スパンの設定が高すぎた。
人の問題→採用せず。権限の過度な集中。人(数・質)が安定しない。
コミュニケーション→経営者同士の。目的の違い。お客さんとの距離感など。
報酬決定ルールのコンセンサスを作っておく→儲かってからでは遅い。
会社の空気作り→暗い雰囲気。黙々と仕事をする。やめる人を追わなかった。

・学生起業の落とし穴

友達感覚のスタート→コミュニケーションがしづらい。友達だから遠慮しちゃう。
権限の切り分けできず→
人を動かすスキルの欠如→OJTは厳しい。資質があれば別。
目標管理制度→分かっている人が必要
会社という組織を知らない→ある程度の規模になると問題発生。

・学生起業で大事なこと

①メンター企業を見つける
組織作りはお金をかけてでも見てもらったほうがよい
②主要事業を見つけて、将来像を描く
社員の構成や、取締役の構成
③成果物は甘えない
④必要な資金調達は躊躇しない
⑤向上心持つ
会社はどんどん良くしないとどんどん廃れていく

→どこかで学生を卒業しないと、会社は続けられない。

⑥自分たちの会社の文化を創る
→リクルートでも20年かかった。

⑦学業を捨ててはいけない。
→退学は避けたほうがよい。まさかのときのリスクヘッジ。
→新卒で会社に入社することも

・メッセージ

起業時は、生活の豊かさのために働く時代
最近は、自分の自己実現ために働く時代

一度起業するのはいい経験だと思う。

99年 有効求人倍率 0.48だった。