3/6【初期上野千鶴子から読み解くジェンダーとその関連領域】オンライン開催

次回の三文会では女性学,家族社会論の研究者である上野千鶴子さんの書籍を参考にしながらジェンダー論について考えていきます.

ジェンダー論という分野は今でこそ学問として認識されていますが,ジェンダー論,特に女性学という分野は研究が始まった当初はそんなものは学問ではないと中傷されていました.そんな時代に女性学を学問として認識させるためなのか,上野氏の初期の書籍は誰からも文句を言わせないほどに論理的です.

以上のような理由から,上野氏の書籍を参考にジェンダー論を勉強するとジェンダーというものを非常にロジカルに取られることが可能になり,また,論理構造がパラレルになっている領域も見つけやすくなると思っています.

 

また今回の三文会ではジェンダーという1つのテーマから,来週は気候問題,構築主義,陰謀論など広いテーマにアプローチしていきたいと思います.

 

【一分間スピーチ】
ジェンダー(社会的性)の印象を教えてください!

 

【プロフィール】
浅野輝(あさのひかる)
東京大学工学部システム創成学科3年
専門はマルチエージェント強化学習
卒業研究はモンテカルロ法
趣味は茶道
最近の興味は,機械学習における公平性,偶発性,きのこ狩り

【スケジュール】
8:00~8:30 自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(1分間スピーチ)
8:30~9:40 発表
9:40~10:00 感想
※8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります

【参加費】
無料

【参加方法】
・事前登録は不要です。

・Zoomで開催します。
※事前のダウンロードが必要です。

・時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。
会議URL:
https://us02web.zoom.us/j/89654422676?pwd=dHc0ZXpMYzRudUNtTnA3ZVdKV1N1UT09
ミーティングID: 896 5442 2676
パスコード: 561812

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。
興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください

2/27「積ん読」削減なるか ―2021年に読みたい図書を共有する(オンライン開催)

今回の三文会では、参加者の皆さんに、2021年に読みたい図書を共有していただく場としたく存じます。
他の人に読みたい図書を共有することで、心理学でいう「一貫性の原理」(注1)を利用して読む気を奮い起こし、「積ん読」を削減しようという趣旨です。
「読みたい図書」ですので、漫画や雑誌論文を紹介いただいても構いませんし、「図書」ではなく、聴きたい音楽や、見たい芸術作品、遊びたいゲームなどを紹介いただいても一向に構いません。

共有していただいた図書等はオンラインホワイトボードのMiro(ミロ、ミロウ= https://miro.com/ )にまとめ、三文会Slackから閲覧可能にしておきます。
およそ1年後の2022年1月8日土曜日の三文会で、もしご参加いただけるならば、結果を共有していただく予定です。

もちろん、読みたかった図書を1年後に読めていなくても、罰則はありません。
「積ん読」は「積ん読」でよいものです(注2)。

●会の流れ:
(1) 一分間スピーチ
(2) 参加者の皆さんにお1人3分間程度で読みたい図書等を共有していただきます。
何冊、共有していただいても構いませんが、お1人当たりの時間は、参加人数に応じて調整いたします。

(注1)Cialdini, B. Robert, 2009, /Influence: Science and Practice/, 5th Edition, London: Pearson Education.(社会行動研究会訳, 2014,『影響力の武器[第三版]――なぜ、人は動かされるのか』誠信書房.)
(注2)Gerken, Tom, 2018, “Tsundoku: The art of buying books and never reading them,” London: BBC News, (Retrieved February 23, 2021, https://www.bbc.com/news/world-44981013).
永田希, 2020,『積読こそが完全な読書術である』イースト・プレス.

●キーワード:
図書、本、積ん読

【一分間スピーチのテーマ】
2020年に読んだ図書を1冊、挙げてください。

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2/20【中国MBAに通ってみた】オンライン開催

お久しぶりです。2009~11年に三文会の運営をやっておりました江崎です。
現在は児童書出版社に勤務しています。
2016年から中国駐在しており、週末は北京大のPart-time MBAに通っています。
中国語のクラスなので、(まあ別に英語でもよくわからないのですが!)、
先生が何を言っているか理解するところから、アップアップしながら過ごしていて、
今ちょうど1st Semesterが終わったところです。

今回は、
・そもそも中国MBAってどんな感じ?
・クラスメイトってどんなひとがいるの?
・パートタイムってどうなの?
・ランキング非上位校に行く意義ってあるの?
と言ったことをお話しできればと思います。

【一分間スピーチ】
中国やMBAについて思うこと

【プロフィール】
江崎肇
児童書出版社勤務
2011年 東京大学大学院新領域創成科学研究科修了、児童書出版社に就職
2011~16年 東京にて編集・事業開発を担当
2016~現在 中国上海・北京でIP開発および現地法人管理を担当

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2/13【時代考証について語ってみる】

お久しぶりです「歴史代理店」史文社代表の藤城 徹です。
今回、私が時代考証を担当させて頂いた小説、坂上泉『インビジブル』(文藝春秋 2021)が大藪春彦賞を受賞した事を切っ掛けに、一度「時代考証」について思う所を述べてみてはとのお誘いがあり、久しぶりの登壇の運びとなりました。

小説や漫画、ドラマやゲームに至るまで、多種多様な歴史コンテンツが制作される上で欠かすことが出来ない「時代考証」ですが、その形態やスキームはさまざまです。そこで今回は、「時代考証」とは何かという所から、自己流の考証の手法などについてお話をしてみたいと思います。何か歴史コンテンツなどを制作しようとお考えの方がおられれば参考になるかも知れませんよ。勿論、そうでない方も大歓迎、ふるってご参加下さい。

【一分間スピーチ】

あなたのオススメの歴史小説とその理由についてお聞かせ下さい。

【プロフィール】

藤城 徹
史文社代表
1998年 中央大学大学院修了
大学院在学中に(独)国立古文書館アジア歴史資料センターのデジタルアーカイブ作成業務に参画。
2011年「歴史代理店」史文社設立
2014年「歴史の学校」統括講師に就任

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2/6【Unity. … Unity. ――バイデン米大統領就任演説を読む】オンライン開催

アメリカ合衆国東部標準時の1月20日(水曜日)、同国のジョセフ・R・バイデン・ジュニア大統領が就任し、就任演説を行いました。
おそらく派手さはないものの、社会の分断、新型コロナウイルス感染症COVID-19のまん延など、現在の米国の問題認識を反映した内容になっています。今回の三文会では、2017年に勢いで、ドナルド・トランプ前大統領の就任演説を全訳した縁で、今回も演説の全訳を紹介します。

●キーワード:
バイデン、アメリカ合衆国、大統領、弁論術

●文献:
The White House, 2021, “Inaugural Address by President Joseph R. Biden, Jr.,” Washington, D.C.: The White House, (Retrieved January 31, 2021, https://www.whitehouse.gov/briefing-room/speeches-remarks/2021/01/20/inaugural-address-by-president-joseph-r-biden-jr/).

【一分間スピーチのテーマ】
バイデン大統領の就任演説についてどう考えましたか?
「聴いていません」「読んでいません」というお答えでも構いません。

【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。
東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。
在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。
現在、情報通信企業でマーケティングを担当。

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1/30【第一回マルクス「資本論」読書会】「資本論」読書体験記(オンライン開催)

マルクス「資本論」を読みたいと思います。

「第一回」とありますが続編があるとは言ってないので、ひとまずどのように読んだらいいかの具体例として、私がどのように読んできたかを説明していきたいと思います。基本的には本文を通読するだけで理解できる人はほとんどいない書籍だと思いますので、より理解を深めていく読み方の参考になればと思っています。(当然私も全てを理解しているわけではありません。)

本文も少し読む予定です。

元はドイツ語(一部フランス語)で書かれた書籍ですが、現在流通している通称「ディーツ版」を主として扱い、読書会自体は日本語で行い、各種日本語訳を参照しつつ読み進めたいと思っています。未読の方を前提としてしていますので、予習も前提知識も必要ありません。

前提知識を元に通読なさった方には退屈な内容になるかもしれません。

【1分間スピーチのテーマ】
今までで一番読むのに時間がかかった本はなんですか?
※三文会では最初に自己紹介を兼ねて発表者のお題についてお話しいただきます。

【発表者】
鈴木柚里絵(すずきゆりえ)
東京大学教養学部統合自然科学科物質基礎科学コース卒業
Twitter→@yuriehiyoko

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1/23【ジョエル・ベスト 「社会問題とは何か ─なぜ、どのように生じ、なくなるのか?」 を読む】オンライン開催

皆さんは、社会問題という言葉に関して、どのようなことを連想するでしょうか。
著者のジョエル・ベストはアメリカの社会学者としてアメリカにおける社会問題について構築主義的なアプローチを基に本書を執筆しています。
コロナの中で、社会のカタチは環境により大きく変わることを感じている人が多いと思います。本書の副題は「なぜ、どのように生じ、なくなるのか?」というように、著者はこの本の中で、どのように社会問題が生まれ、それがなくなる(解決される)のかという構造を紐解いています。
アメリカと日本では、その構造が異なることを邦訳に際して著者も言葉を寄せています。
けれど、ある国のある人たちの取り組みを知り、自分たちはそれをどう考えるかを考えてみてくださいとも書き添えています。
コロナの中で、多くの社会問題が生まれています。そうした現在に関して考える上での一助となればと思います。

【1分間スピーチのテーマ】
あなたが嫌いな社会問題を教えてください。
(嫌いとは、なぜこれが問題なのか?取り組む必要があるのか?という疑問を持つような社会問題です。)
例)
嫌いな社会問題:環境問題
理由:自分の生活からは遠い気がする。

【発表者】
発表者:ツジさん
農家に転職予定

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1/16 禅と茶道と日本美術と近代科学

次回の三文会では,禅というテーマによって茶道,日本芸術,近代科学について説明を行いたいと思います.
一見,茶道,日本芸術と科学というものの接点は存在していないように感じます.しかし,禅というものを軸として考えることによってこれらの概念が綺麗に説明,配置することができます.

これらの概念を説明するために,鈴木大拙,柳宗悦,岡倉天心,谷崎潤一郎,村上陽一郎,水墨画,茶道具,工藝品など引用,参照していきたいと思っています.

日本芸術とか,日本的美意識とか,科学史に興味がある方はぜひ参加してみてください.

 

●キーワード:禅,茶道,日本芸術,工藝,近代科学

【一分間スピーチのテーマ】
日本的ものとして思いつくものはありますか?あったらそれはどんな物ですか?

【発表者】
浅野輝
東京大学工学部3年
東京大学裏千家茶道同好会所属
専門は機械学習,強化学習(マルチエージェント)
最近は能を見たいなーって思っています.

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1/9 論争の書 ―『人新世の「資本論」』を読む(オンライン開催)

次回は現代を生きる私たちに提言された思想に関する本の内容をご紹介します。

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経済思想、社会思想が専門の斎藤幸平氏が2020年9月に『人新世の「資本論」』を発表しました。
斎藤氏は、ドイツのベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程を修了し、ドイツの経済学者・哲学者・革命家のカール・マルクスについて論じた『大洪水の前に』(邦題)を世界5カ国で発表して、1987年生まれにして大阪市立大学大学院准教授という俊英です。
出版元の集英社のウェブページによると、既に5刷を記録しています。
斎藤氏は本書で、現代を、人類の経済活動が地球環境を破壊する「人新世」(ひとしんせい=「じんしんせい」とも読める)と捉え、われわれは環境危機の原因である経済成長を追求する資本主義を排撃し、経済活動を鈍化させる「脱成長コミュニズム」(「コミュニズム」は一般に共産主義と訳する)に転換するべきだ、と主張します。
論争の書です。
今回の三文会では、「コミュニズム」を批判する古典にも目を配りながら、『人新世の「資本論」』の内容を紹介します。

●キーワード:人新世、資本論、カール・マルクス、気候変動

●文献:
斎藤幸平, 2020,『人新世の「資本論」』集英社.

【一分間スピーチのテーマ】
地球環境保護のために実践していることはありますか?

【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。現在、情報通信企業でマーケティングを担当。

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12/26【歴史に残る植物の病気】

次回の三文会では、植物の病気について、現役の植物研究者の方が発表します。

ー以下発表者の方の告知文ですー

「コロナ」という単語を耳にしない日はない日常を皆さんはどうお過ごしですか?
100年前のスペイン風邪が世界史の教科書に記載されているように
新型コロナウイルス感染症COVID-19も未来の世界史の教科書に記載されることでしょう。
ところで植物も感染症にかかります。その中には甚大な被害を引き起こし、文明崩壊の引き金になったと言われている症例もあります。
今回はそんな病害を紹介します。

【一分間スピーチのテーマ】
植物も病気になることを知っていますか?見たことがありますか?

【発表者】
本間洋平(ほんまようへい)
平成27年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。
専門は植物生理学、植物病理学、植物細胞工学、園芸学。
博士課程修了後は公益財団法人の研究機関で野菜の品種改良の研究職に就いています。

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